トップはキメの細かいスプルースMorris　MD515 1982年辺り　Made in Japan

トップはキメの細かいスプルースMorris　MD515 1982年辺り　Made in Japan

1981年〜82年の　およそ1年間しか生産されなかった機種です。
トップ はキメの細かいスプルース、
そしてサイドバックには、あのハカランダにも勝るとも劣らないアンデスローズ材が使われています。(写真の白っぽいのは光です傷ではありません)

その頃はハカランダの代用として、1番近いこの材が用いられたそうですが、それも今では非常に希少となり、かなり高額なギターにしか使われなくなっています。

この515もこれから価値の上がっていく個体です。

しかしながらこの515、巷に出ている総合評価はあと一歩のようです。

僕が弾いたところ、サスティーンも効いていい音してるのに、、、
最初は音のよさに意識が集中していたのですが、その後理解しました。

要するに弾きづらいんです。
新品でのセッティングの弦高が高く、特にナットからの1フレットが高い(個体差はあると思います)。
これでは弾くのが楽しくないし、長続きしません。

ですので、ナット溝、サドル、ネック 全てベストのところまで調整しました。
抜群に弾きやすくなりました！
コードも押さえやすく手の小さな方、また女性の方にもお勧めできるコンディションになりました。
びっくりするほどの音が出てます、ピックでストロークするとお腹にまで音の振動が伝わります。
サスティーン、倍音、音の残り方、いいです。
35年の歳月でいい材の乾き方も相まってのこの音、オール合板ながらMartinと弾き比べてみましたが決して劣りません。

ヘッド　モーリス白蝶貝インレイロゴ
ペグ　オリジナル(G)ロトマチックタイプ　正常
指板　ローズウッド　きれいです　　
ネック 反りなし
ナット幅　43ミリ
フレット　8割残り　　
弦高　12フレット1弦1.8 ミリ　6弦2.5ミリ
ブリッジ　浮きなど無し

全体にとてもいいコンディションで　とても美しい個体です。とはいえ、およそ35年の月日が過ぎているので、経年による小さな打痕、スレ等ありますので神経質な方、完璧をお求めの方は購入をお控えください。

送料込みで本体のみの発送ですので、慎重かつ丁寧に梱包いたします。北海道、沖縄、一部離島の方は別途料金がかかります、ご了承下さいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。